二重人格神様~金と碧の王~


***


「え…それは、どうしてかな?」


その日の夜、私はさっそく、部屋に戻ってきた海鈴さんにそのことを話した。


反応は予測通りで、唖然としながら、私を見つめてくる。


「それは、その」

「僕と、一緒にいたくなくなった?なにか、いのりが不愉快になることをしたかな」


青い瞳が、細められ、切なく揺れる様子に胸が痛むも、それをぐっと抑える。


「してません。そんなこと」

「なら、理由は?」


私に一歩近付き、それを避けるように私も一歩さがる。


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