[完]バスケ王子に恋をして。
「私達が出会ったのは……高校1年の入学式の放課後でした」
いきなりゴソッと動いて……いきなり話し掛けられて……褒められて……
何この人!?って若干思ってたけど……きっとその時から私はどこか気になっていたんだね……。
「凄い足が長くて背が高くて……凄い女の子みたいな顔して……私も凄い憧れるくらいの綺麗な顔だったのは今でもはっきりと覚えています」
あの時は本当に羨ましくて……私と交換して欲しいなんて思ってたんだから……
「だんだん話しているうちにいろいろ仲良くなって……ニコッて春樹が微笑んだ時私は恋に落ちたんです」
いきなり胸が苦しくなって……顔が熱くなって……ドキドキが止まらなかった……
「私きっと……出会った時から春樹に恋してて……一目惚れだったんだと思います」
気づいたのは結構後だったけどね……
「それは……春樹も同じでした。私に出会った時に一目惚れしたって……」
もうその時点で両思いだったんだね……私達。
もうその時から赤い糸は引かれてたのかな?
「でも……私達は互いにすれ違い……違う人と付き合ったり……お互いを傷つけ合ったりして……なかなか思いは通じることはなかったんです……」
本当にあの頃はつらくて……咲羅ばっかり眺めてたな……
「それでも私達はお互いを諦めることは出来なくて……二人共きちんとケジメをつけて……私達は二人の道を歩み始めたんです」
デートのこと……海斗のこと……たくさん思い返すといっぱいあり過ぎるけど……私達が付き合えたのは周りのみんながいてくれたからで……付き合えた時は本当に嬉しかったな……
「幸せは長く続きました……でもその時期ちょうど春樹はプロになってお互い会う時間がなくて不安になってました」
これでいいのか……本当に自分に自信が持てなくて……きっと春樹は私のこと嫌いになったんだ……なんて思ってほぼ毎日泣いてたな……
「そして……二人が久しぶりに会った日に……事件は起きました」
そして私は一度上を向いて大きく息を吸って前を見た。
いきなりゴソッと動いて……いきなり話し掛けられて……褒められて……
何この人!?って若干思ってたけど……きっとその時から私はどこか気になっていたんだね……。
「凄い足が長くて背が高くて……凄い女の子みたいな顔して……私も凄い憧れるくらいの綺麗な顔だったのは今でもはっきりと覚えています」
あの時は本当に羨ましくて……私と交換して欲しいなんて思ってたんだから……
「だんだん話しているうちにいろいろ仲良くなって……ニコッて春樹が微笑んだ時私は恋に落ちたんです」
いきなり胸が苦しくなって……顔が熱くなって……ドキドキが止まらなかった……
「私きっと……出会った時から春樹に恋してて……一目惚れだったんだと思います」
気づいたのは結構後だったけどね……
「それは……春樹も同じでした。私に出会った時に一目惚れしたって……」
もうその時点で両思いだったんだね……私達。
もうその時から赤い糸は引かれてたのかな?
「でも……私達は互いにすれ違い……違う人と付き合ったり……お互いを傷つけ合ったりして……なかなか思いは通じることはなかったんです……」
本当にあの頃はつらくて……咲羅ばっかり眺めてたな……
「それでも私達はお互いを諦めることは出来なくて……二人共きちんとケジメをつけて……私達は二人の道を歩み始めたんです」
デートのこと……海斗のこと……たくさん思い返すといっぱいあり過ぎるけど……私達が付き合えたのは周りのみんながいてくれたからで……付き合えた時は本当に嬉しかったな……
「幸せは長く続きました……でもその時期ちょうど春樹はプロになってお互い会う時間がなくて不安になってました」
これでいいのか……本当に自分に自信が持てなくて……きっと春樹は私のこと嫌いになったんだ……なんて思ってほぼ毎日泣いてたな……
「そして……二人が久しぶりに会った日に……事件は起きました」
そして私は一度上を向いて大きく息を吸って前を見た。