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暗闇の中を二人で歩いた。


急いて走り出したい気持ちを抑えながら、ゆっくり、ゆっくりと彼の後ろをついて歩いた。




「……さ、入って」



連れて来られた先は、昨日ラファエルと出会ったあの廃屋。


電気など通っていないこの家は月明かりを感じる屋外よりもまだ暗い。



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