気まぐれ彼等とふわふわ猫
ガシッ

雷都「逃がさないからね?」

大輔「暴れんなよ?」

逃げようと咄嗟に動いた体は、雷都さんと大輔さんに腕を掴まれ動けなくなっていた。



棗「とにかく、大人しく一緒に来て下さい」

優「レッツゴー!!」


『う・・・』


もう、どうにでもなれ…。


いくら抵抗しても掴まれた腕が離されることはなく、只々疲れるだけだと思い抵抗するのを諦めた。


そしてそのまま私はずるずると引きずられながら屋上を後にした。
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