〜三年後の君へ〜
その日の夜に意識は戻ったけど、翌日になっても手足は動かせない。



___そして勿論、2日たった今も動かせない。

先生から言われたのは、左手足の複雑骨折。

「では左手に鎮痛剤入れておきますねー。」

そう看護師さんに言われるがままになるしかない。

勿論、バスケも出来なくなった。

今は5月。中学生活最後の夏の大会まで、あと2ヶ月。



しかし、あたしに言い渡されたのは、全治6ヶ月。

…あたしが大会に出るまでもない。

< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

PIESE 〜記憶のカケラ〜

総文字数/2,795

恋愛(キケン・ダーク)10ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
『所詮俺は、これっぽっちの人間。』 ___もし、あなたと出会っていなかったなら 『大切な家族を守ることが出来ない、醜い人間。』 ___あの記憶の破片を拾わなかったら あたし達の人生は、違ってたのかな? ___きっと、それぞれ別々の人生を歩んでいたんだね。 ****************** 表は明るいヤンキー、光里。 光里が通う桜田高校の裏のトップ、謎多き男、通称龍虎。 2人にはある共通点があった。 その事実を知る時、2人の関係は動き出す__ 個性豊かなヤンキー達。 光里の高校生活の行方は⁉

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop