恐怖短編集
木の枝と言ってもプラスチック製で、安っぽい偽物の桜がチョコチョコとつけられているもの。


インテリアとしてどこにでも置くことができるので、これは便利だった。


さっそく一哉の足元にそれを置くと、一哉はのびすぎた体を上手に絡みつけて行った。


けれど、問題はそれだけではなかった。


伸びたのは一哉の体だけではない、両腕と首も、今や何メートルもの長さに成長している。

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