恐怖短編集
明かりの消えた、朝の光が入らない、ほの暗い部屋の中。
「あなたを粗大ゴミとして捨てるなんて、信じられないわ」
繰り返し、繰り返し
「粗大ゴミ、粗大ゴミ、粗大ゴミ、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる」
まるで傷ついたCDのように
「捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる」
繰り返す。
「……栞っていうの」
「あなたを粗大ゴミとして捨てるなんて、信じられないわ」
繰り返し、繰り返し
「粗大ゴミ、粗大ゴミ、粗大ゴミ、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる」
まるで傷ついたCDのように
「捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる、捨てる」
繰り返す。
「……栞っていうの」