Extreme city
電撃を放つばかりが能ではない。

アガートはあらかじめ体に帯電させておき、明日葉が仕掛けてくるのを待っていた。

電極に自ら触れに来たようなものだ。

しかも予告通りの、電流が流れた瞬間から体の制御が利かなくなり行動不能にするレベル。

明日葉は為す術もなくその場に跪く。

「悪いなお嬢さん。戦いの世界っていうのはシビアなんだ」

明日葉の背後に回り込み、彼女を羽交い絞めにしたアガートは。

「うぁぁああぁぁあぁあっ!」

そのまま彼女に電流を流す!

< 39 / 125 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop