私の王子様は…



フゥ…と一息つき部屋を
見渡した

整理整頓されていて神埼くんっぽい
部屋

「あ!」

写真だ!!
私は写真を手に取って見た

写真に写っていたのは
小学生くらいの神埼くんと
その隣に…

「恵斗…くん?」

ドクン…

え?
どういうこと?

「神埼くんが…恵斗くん何じゃないの…?」

「誰?」

「!!神埼くん!!」

バクバク心臓が煩い…

「ねぇ…神埼くん…」

「?優里か?」

「神埼くん…あ…あのさ…」

「なんでお前ここにいんだ?」




「神埼くん…本当に恵斗くん本人?」



< 84 / 92 >

この作品をシェア

pagetop