私の王子様は…



神埼くんside


「神埼くん…本当に恵斗くん本人?」

ドクン…

鼓動が早くなるのを感じる…

バレた…

「それは…」

「お願い…正直に言って!!」

「…」

「神埼くん…」

「お…俺は…


山本恵斗じゃない…」




優里は目を見開いた…

「ごめん…嘘…ついてた…」

「…じゃあ…なんで私と恵斗くんの
こと…知ってたの…」

「それは…」

俺は過去を…話始めた…


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