年上の彼女【短編】
「んぁ//ゆ…ちゃん…」





口を塞がれてるあやは上手く息が出来ない様子で、俺の腕にしがみつきながら必死に肩で息してる。



その顔ヤバいって…



あやの柔らかい唇にふれて、今にも頭の中が溶けてしまいそうだ。



俺は壊さないように優しくキスを続ける。





壊さないように、優しく…





時々漏れるあやの甘い声。


俺を見詰める潤んだ瞳。


漂うシャンプーの香り。




優しくしたいっていう気持ちとは裏腹に、もっと欲しくなって、段々と激しくなっていく。





もう、限界。。






「あや、口開けて」



「へ?」





完全に理性が飛んだ。



あやがマヌケな返事をした隙に、僅かな唇の隙間から俺の舌をいれたんだ。




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