てのひらを、ぎゅっと。
「私ね………あと残り、1ヶ月の命なの。
ううん、この1ヶ月、いつ死んじゃうかも分からない。私にはね…死が待ってるの」
こうちゃん、怖いの。
私ね、死ぬのが怖いの。
本当はね?
こうちゃんがこうして私に会いにきてくれてすごく嬉しいよ。
私のこと、まだ好きでいてくれてすごく嬉しいの。
だけどね………。
「こうちゃん、もうここにはこないで」
「どうして?」
そんなの、決まってるじゃん。
こうちゃんには、私のいない“未来”が
待ってるからだよ。