てのひらを、ぎゅっと。


私ね、お母さんにずっと聞きたいことがあったの。


「ね、お母さん」

「今度はなんなの?またいいお知らせかしら?」

「ううん、違うよ!お母さんに聞きたいことがあるの」

「聞きたいこと?」

「うん。あのね、お姉ちゃんってさ………
どんな人だった?」


そう、ずっと知りたかった。


聞いてみたかった。


心優お姉ちゃんについて。 


お母さんは目を丸くして、とても驚いていた。


どうやら私がそんなことを聞いてくるとは思ってなかったらしい。


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