許婚なあいつ
小さなあいつは
金髪碧眼、整った容姿は
まるで絵本の王子様のようで、

忘れたい思い出ではあるが
一目惚れだった

両親達は家でお茶を飲み、

私と兄達、そしてあいつは庭で
遊んでいた

それが私の悲劇の始まりだ
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