【短】SKIP!!
◆透哉SIDE◆


寂しそうな表情を浮かべる亜澄。


「どうかした?」


そういえば告ってないじゃんッ!!


亜澄が何故か笑った。


「ねぇさっきのキスってさぁ?」


そう言って自分の頬を指す亜澄。


「分かったの!?俺の気持ち?!」


「え?言わなきゃ分かんないなぁ♪」


分かってるくせに意地悪だ。


チュッと亜澄の頬に口付け。


「好き、亜澄。」


ヤバイ、心臓飛び出しそう!


それくらい緊張してる!!


「ねぇ。」


亜澄はそう言って手招き。


俺は屈んだ。


チュッと頬にキスをされた。


「好き、透哉。」


「パクってんなよ。」


「よろしく、彼氏♪」


余裕だなぁ、亜澄。


「よろしく、彼女♪」



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