魅惑のハニーリップ
 私をやさしく包み込むように抱きしめていた宇田さんから、少し体を離してその顔を覗き込む。
 すると、あっという間に唇を奪われた。
 そして何度も何度も愛おしむように、やさしくキスが降ってくる。

「明日は休みだから。今日……泊めて?」

 私も大人だから。その、言われてる意味がわからないわけじゃない。
 宇田さんがここに泊まるということは……そういうこと。

 もちろん、嫌なわけじゃない。
 宇田さんに愛してもらえることは、この上なくうれしい。

「いっぱい……愛してください」

 そう呟いて、また宇田さんの広い胸に飛び込んだ。
 顔が見えたら、やっぱり恥ずかしいから……

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