大好きなんです。


「…ひゃ……」



驚いて変な声出ちゃったよ…。



知樹先輩に聞かれてないといいんだけど。




「莉乃、どういう反応するの?」



笑いながらもとに戻る知樹先輩。




「えっと…ふ、普通です……」



「はは、莉乃はやっぱからかうかいがあるねー!」



「か、からかわかいで下さい!」




っと言ったのもの嬉しかったな……



これやられるの二回目。




あたしは嬉しいけど、知樹先輩はどうなのかな…?



からかっているのか、知樹先輩の気持ち分からないよ…。






「じゃあまたね、莉乃!」



あたしの家に着き知樹先輩が帰ろうとする。




「知樹あの……」



「なーに?」



あたしはバッグからあるものを取り出す。



「良かったらこれ、一緒に行ってください!」



知樹先輩に出したのはバスケの試合のチケット。



文化祭前に怜くんが知樹先輩とってくれたもの。




「これ、俺が好きな選手出るのだ!」



小さな子がおもちゃにはしゃぐかのようにはしゃいでいる知樹先輩。



たまたま取れたのがこれで知樹先輩が好きな選手出るって怜くんが言っていた。





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