+悪魔の咎め+






彼は起き上がり隣に私を誘導する


「こっちの方が話しやすいだろう、」


「……。」




少しばかりの密着は今は気にしないことにする。

でも終わったら…話そう。











「お前は…18と同時に解禁されるんだよ、」


ドクンッ……ドクンッ………。








「その治癒能力を。」





「…治癒能力?」


「ああ、まだ上手く使いこなせてないだろうがな…。」



「じゃあ、」


「───母親は、人間に対しては無理だ。」




期待したものは一瞬にして消え去る

だったらこの治癒能力は……




「…悪魔にしか効かないの?」


「……あぁ、そうなる。」



────やっと、解けた。


この悪魔の私に対する忠誠心は

本当は自分のためなんだ。




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