こっち向けよ





「おはよ」



また一つキスを落とす。



「んッッ、ちょっと、今の私には刺激が強い・・・」



舞の口からそんな言葉が出るとは・・・



俺は本当に、どれ程のことをしたのか・・・



「体、辛い?」



「んー・・・」



考える素振りをしながらこちらをチラリと見て、一度口を開いてから閉じ、コクンと頷いた。



顔が耳まで真っ赤になっている。



一体俺はどれくらい激しく・・・!



情けなくて、恥ずかしくて、こっちまで顔が熱くなる。



感情を抑えきれなかった上に何一つ覚えていないなんて、女に跨がられてもたたなかった昨日が信じられない。



いや、舞にならいくらでも欲情するけど、俺は舞を大切にしたいし、スるなら優しくヤリたかったし、なによりも情事中の舞の反応とか声とかじっくり聴きたかったのに覚えてねぇとか悲しすぎるだろ。



いっそもう一回ヤリたい。



いやダメだろーーーーー!






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