手をつなごう

『オカケニナッタ番号ハ、電波ノ届カナイ所ニアルカ、電源ガ入ッテイナイ為カカリマセン』


また・・・?!

ハルとは、連絡が取れずにいた。


不安だけ募る。


もしかしたら、いつもの店に行ったら逢えるかも・・・

そんな事を考えていると、自然と足が店に向かっていた。


「椿・・・?」


振り返ると、圭一がいた。


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