国境恋愛!
「はい。とても。マリー先生は買い物ですか?」
「朝からブリュッセルにいってダ・ヴィンチ展をみてきた帰りよ。よかったら一緒にアイスクリームを食べない?おごるわ。ミス・ユキノ」
「本当ですか?もちろん!」
マリー先生は近くのジェラート屋さんに連れていってくれ、私はストロベリー。先生はピスタチオをオーダーし、公園の芝生にすわって食べ始めた。
「ミス・ユキノはバカンス中に日本に帰らないのですか?」
マリー先生はジェラートを食べる前に長く柔らかい金髪をゴムで縛りながら私に尋ねた。
先生は40を過ぎていて独身ではあるが若々しく、とても美しく上品なベルギー人だ。
「いえ。私は帰国しません。ずっとベルギーにいる予定です。あ、でもイタリアには旅行しようかと思ってます。」