思い出さがし
どうしても 今 みつけたいものがあった
どうしても見つけたいものがある、どうしても今見つけなくちゃいけないものがある。私は 高校卒業してから東京に上京して一度も帰っていない 私の実家に足を運んだ。久しぶりの田舎は なんだか変わったような そうでないような へんな感じに思えた 私は真っ先に自分のヘアにはいり あるものを探しはじめた 探しても探しても それはみつからず 夜になり 諦めた
でもやっぱり次の日には気になり、また探し始めた、それというのは わたしが高校時代に書き溜めた 詩集であった その詩集は大人になって現実と社会の厳しさをまだ何も知らないころの 田舎にすんでいたころの純粋な自分の正直な気持ちをぶつけていたものだった。 いつの間にか夢とか、じぶんの将来への希望とかになにも期待出来ない 今の生活を保つのに精一杯になってしまった私は どうしても それを見つけたかった 見つけてまだ夢や希望を諦めちゃいけないと言うことを 心に植え付けたかった でもやっぱり詩集は見つけられなかった、
私は今、宙ぶらりんの中で毎日を繰り返している、 何になりたくて何を目指しているのかわからない そしてこれから先どうやって生きていくのかさえも…
本当は本当はやりたいこといっぱいあるのに いまの
生活でいっぱいだ
明日東京へもどる
もどったらまたいつもどうりの生活を繰り返す毎日であるとおもう
そしてまた ふと詩集を探しに行くだろう。
見つかるだろうかも知らない詩集を探しに
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

キモチ

総文字数/154

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop