空知らぬ雨
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「ごぼっ、ごぼっ、かはっ....」
ヒューヒューと嫌な音を立てる喉
俺、沖田総司は戦の最前線では無く、江戸のある屋敷でこの病、結核を治す為に療養している
まぁ、療養したって治るわけねぇのにな
日に日に悪くなってるし、身体も結核に蝕まれている
でも、こんな時でも思い浮かぶのは彼女
永久だけーーー・・・
会いにいく....
きっと会いにいく....
たとえこの身体が滅びても