逃げてもいいかな。



「あ、奈々。千尋くんだよ?」

夏帆と自販機のそばに、座り込んでいたら後輩の千尋が来た。

後輩なんだけど、私は彼に片思い中。



「あ、奈々さん。こんちは!」

「……よーっ。」

「どうしたんすか?元気ないっすね」




ほんと、もう限界。



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