魔界女王伝

「では、始めよう。」

アフラマズダーは、霊界で安らかに眠りについている、ルドルフ・シュタイナーに交信を続けていた。



「霊界でとこしえの眠りにつきしルドルフ・シュタイナーよ、どうか私の声に答えてください。シュタイナーよ、眠りから覚めるときが来ました。シュタイナーよ・・・・
ュタイナーはその声を聞いていた。
「誰だ、私の眠りを妨げるものは、時が来たとはどういうことか!?」
「シュタイナーよ、私はアフラマズダー、汝に話があります。どうか目覚めてください・・・・・」



シュタイナーはやがて意識を覚醒し始めてきた。
「至高神アフラマズダー!!私に何の用ですか?何をすれば良いのですか?」



アフラマズダーは七つの封印の事を話した。
「偉大なる《アセンデット・マスター》ソロモンの王が施した封印が解かれようとしています。
ソロモンは既に人間に転生することを決めました。
今、一度蘇りソロモンや地上の者たちを助けてほしいのです、シュタイナーよ!!」



「なるほど・・・」とシュタイナーは言った。





< 11 / 70 >

この作品をシェア

pagetop