恋愛のやり直し方
何度か実がいる時に訪ねてきた美奈が、ぱったりと現れなくなった。



そして、実の帰る時間が遅くなった。








私の嫌な予感は、外れない。







実のカバン、ワイシャツから『私に気が付け』と言わんばかりのメッセージが付けられるようになった。



それでも、私はどこか安心しきっていた。


だって、私は『妻』なんだから








でも、その立場も危うくなる

結婚2年を過ぎた頃、夫婦生活を制限していたわけでもないのに子どもができない。



周りも徐々に「お子さんはまだ?」と言い始める。





実の両親は、私の顔を見るたび「早く孫に会わせてね」と笑いながら言ってきた。

仕事もせず、実の稼ぎで生活している私に、子作りが仕事となった。


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