恋愛のやり直し方
「なに言ってんですか?まだこれからでしょ?」


「うーん、そうだといいな」




竜くんのおかげで、少し自信が持てた気がする。
本当に少しだけど………




そして、アシスタントも悪くないと思った。






*.。∴°。・*.・。





「竜ー!上がった」



早朝、陽がやっと登り始めた時間。
書斎から友田の声が聞こえて、ソファーで寝ていた竜くんがパッと跳ね起きた。



その日、寝苦しくて何度も起きた私は、もう眠ることを諦めて朝食の準備にかかったところだった。






「はい!今行きます。痛っ!」


寝起きで、もつれた足が、ローテーブルにガツンとぶつかる。




「大丈夫?」



「大丈夫……じゃないですけど……」



ぶつけた膝を擦りながら書斎へと入っていく。
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