恋愛のやり直し方
誰かと一緒に食事をするのが苦痛だと思った時もあったのに。


人の心は分からない。





「ここでさ、最初に小説書いてから十年ちょっと。

何も変わってないな俺。いつまでたっても佐々岡のオヤジに子供扱いされる」




ふて腐れた事を言いながらも、顔は嬉しそうに緩んでる。




歳を重ねると、こうして甘えられる人が少なくなっていく。


だからこそ、こういうときには友田のように、思いっきり甘えてしまった方が良いのかもしれない。


彼には、その時々にやらなくてはならない事を自然にやれる能力があると思う。



「先生は、どうして書き始めたんですか?」



「最初の動機は、親への反抗かな」

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