不思議な“キツネ”ちゃん

カレの墓参り


鹿野朱里《サイド》



あのあとたけちゃんは職員室に戻っていった。



カレにまだ、依存している私。


第三者からすると変だと思う。


きっと、私の事を狂ってる。





そう思うだろう。









でも私にとってはそのくらい大切な人だった。





ほんとは今すぐにでもカレの所に行きたい。


私は死ぬ事は怖くないし戸惑いもない。







でも。


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