小さな恋のうた
しかし、悲壮な覚悟で琥珀の部屋に飛び 込んだ偉の視界に入ったのは予想外の光 景だった。
「琥珀様・・・?」
偉の目に入ったきはいつもと変わらぬ 静かな面持ちを見せている。
「偉か。なんの用だ」
そう問いかけてくる声もいつもと変わら ない。
「いえ、その………。今、強い魔力の波動を感じましたので。もしや琥珀様に何かあったのではないかと……」
「別に。何もない」
「琥珀様・・・?」
偉の目に入ったきはいつもと変わらぬ 静かな面持ちを見せている。
「偉か。なんの用だ」
そう問いかけてくる声もいつもと変わら ない。
「いえ、その………。今、強い魔力の波動を感じましたので。もしや琥珀様に何かあったのではないかと……」
「別に。何もない」