0時のシンデレラ

そんな様子を遠くから礼音が見ていた。

「………俺じゃねーのかよ…」

礼音は大きなため息をついた。

「…俺は凛音が好きなのに…
ずっと、ずっと…」

礼音はもう一度、凛音を見つめた。

「…俺は1日も凛音のこと、
忘れたことはねーよ…」

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