好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
独り取り残された私…



かき氷が溶けて…
ピンク色のジュースみたいになっていた。



太鼓の音が妙にうざったく感じる…



『ハハハ…何やってるんだろ…私…』



私はフラフラと立ち上がった…



皆……



ごめん……



私のせいで……



もう近づかないよ……



私…勘違いしてたのかもしれない。



育は私の事を思ってくれているとか…



ひょっとして和也君も私の恋人の候補になるかもとか…



育の追いかけいく姿…



『お邪魔虫…じゃん…』



和也君の言葉…



全てが灰色の世界になった……
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