好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
私は鉛の様に重くなった身体を無理に起こし、家に帰った…



家の中は真っ暗で静けさだけが耳を貫く感じがする…


パチン―――



蛍光灯を付けた音が静けさを強調していた。



育……



私は二階を見上げる。




二階も真っ暗で育が本当に居るのか解らないくらいだった。



私はノソノソと二階へ上がる…



やはり部屋も電気はついて居ない…
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