好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
私達は家に着いた…



たった1日しか家を空けただけなのに色々ありすぎて、何日も戻っていないような気がした…



『ご飯作るから待ってなさい』



母が、リビングに座る私と育に声を掛ける…



私と育はリビングのテーブルで向かい合わせで座った。



私は正面の育を見つめる…


育は難しい顔をして何か考えているようだった。



育……



私を見てよ……



そうは願うものの…
結局最後まで育が私を見る事はなかった…
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