好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
そして―――――



次の日も…
次の日も…
そのまた次の日も…



靴が無くなって居た…



上靴もスニーカーもローファーも何足買ったのかも忘れた…



真新しい靴でも関係なかった…



母にはバレない様に、靴ずれが痛いとか、無くしたとか、適当な理由を言っていた…



その度に呆れた顔をしていた母…



そろそろ限界だな…



そう思うと涙が溢れて来た…



今の私は少しでも、嫌な方に考えると直ぐに涙が溢れ出てくる…



負けないと決めたのに…



私って弱虫だな…



私は空っぽの靴箱を見つめ涙を拭った…
< 220 / 408 >

この作品をシェア

pagetop