好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
そして私も育の隣に座る。

静かで…


暖かい時間が流れる。



『はい、どーぞ』


「おっ。サンキュー」


さっき買ったコーラを育に渡した。


プッシュ――



「んめぇ~!」



『アハハ…』




二人で夏の夜空の星を眺める。



育は今、何を考えているのだろう。




育の横顔をチラッと見た。


育は、ぼーっと夜空を眺めている。




その時、育が私の方へ向いた。



ドキッ―――!




私は思わず視線を外してしまった…



目が合うと、私が私でなくなるような気がする…



育は再び前の夜空を眺める。


なんとなくホッとした。




育の横顔を見ながら、またこのまま時間が止まればいいのに…って思った。
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