好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
だって…



来年はこうやって育の隣にいれないかもしれない…



ひょっとして、来月かもしれない…
明日かもしれないし、いつまで育の隣にいれるのかな…って…



育の隣で微笑む仁美の姿を想像してしまった。




嫌だ…



嫌だ……



嫌だ………



仁美になら…って思ったけど…



やっぱり嫌だ………




涙が浮かんで来て…育にバレない様に一生懸命涙を拭った。
< 32 / 408 >

この作品をシェア

pagetop