好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
私は自分の教室に戻った。


ガラガラ――…



『えー宮田佳代が身心の理由により、退学しました』


まだ授業も始まっていないのに、先生が教壇に立ち、佳代の事を言っていた…




一度クラスの皆が私の方へ振り向くが皆、視線を前に移した。



私は静かに席へ着く…



クラスの皆は佳代が退学になったと言っているのにも関わらず、無関心だった…


『…そういう事だ。じゃあ、授業を始めるぞ』



先生が当たり前の様に授業を始める…



佳代が居なくなっても…



皆は当たり前で…



なんとも思わないんだ…



私はそう考えると辛くなった…
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