好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
「じゃあ、用意しろよ」


『…うん』



「先に降りて待ってるから」



そう言って育は部屋を出て行った。



育…



なんで普通なの…



どうして、普通に笑えるんだろ…



私は制服に着替える。


いつまで、学校へ行けるか解らないけど、行けるとこまで行くつもり…



私は育の待つリビングへ降りて行った。
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