封印戦慄映像
陸也の怒声が部屋に響き渡った。


……私の事を好きだった? 嘘。そんなの知らなかったよ……。


――冬馬は遊び人だし……あの二人を見ていると、どこか危なっかしくて。人の気持ちっていうのは難しいですよね。


「お願いだ。久実、聞かないでくれ……お、俺はそんなつもりじゃ――」


――なんだ。それってやっぱりす……


「もう止めてくれ! 

――ぎゃあああああああああ!!!!」


それは一瞬の出来事だった。


暗かった目の前に、明かりが差し込んだ。
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