あなたの孤独に気づくまで



「そう言ってもらえると嬉しいよ。じゃあな。もう俺に話しかけるなよ。」


そう言って岩崎君はボールと共に校庭へ戻っていった。






「め、めぐちゃん……大丈夫?」

まりちゃんは恵に話しかけた。


恵は視線も動かさずにそのまま
岩崎君がさっきまでいた場所を見つめたまま


「…まりちゃん、私帰る。そっとしといて。今は一人になりたいの。」



まりちゃんは
「わかった。先生に上手く言っとく。鞄も取ってくるから。




…何か話したくなったらいつでも話してよ。ね?」




そう恵に優しく話しかけると
恵はようやくまりちゃんの方を見た。
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