あなたの孤独に気づくまで





「…恵のお父さん、亡くなってたんですね…」



私の言葉に



「…なかなか恵に言えなくて…でも、落ち着いたら今度はちゃんと伝えたいと思って…」


恵のお母さんは静かにそう呟いた後




「でも、いろんな事あっても、恵の事は大事なの。大事な大事な娘に変わりはないの。



…美樹ちゃん。あなたのお母さんもきっとそうなんじゃないかと思うの。




美樹ちゃんの家庭の事情も、
なにも知らないくせにこんな事言われたくないかも知れないけど、同じ母親として、伝えたいの。」


恵のお母さんはそう話した。



私は自分のお母さんの事を言われるとは全く思っていなくて思わずビックリしてしまった。


< 158 / 174 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop