私とあなたの7日間
『萌さんの頭の中に、とても大きな腫瘍があります。』
私は夢かと思った。
『えっそれは…ガンってことですか?』
お母さんが目に涙をためる。
まるでお父さんが死んだときみたいに。
私だってそこまでバカじゃない。
わかってる、お父さんと同じ病気だって…。
『はい。残念ながら。』
うちはお母さんと私の2人ぐらし。
私が中学1年生のときにガンでお父さんを亡くした。
『治すことはできないんですか?』
『はい…もう手遅れです。萌さんの命はあと一週間です。』
一週間??
あと七日ってこと?
まって、七日ってあと一週間だよね?
あと一週間で何ができるってゆうの?
『あ…あの本当にあと一週間なんですか?』
『はい。』
なにごともないように話す医者を私はなぐりそうだった。
いつだってそう。
むかついたときは、相手をなぐってすっきりして。
だけどなんにもかわらない。


がちゃ
『ただいまぁ~』
これから一週間なにしよう。
そう思いながら自分の部屋にむかう。



チャララ~
[もぇ~、大丈夫かぁ~??華ちん心配だじょ~(+_+)]
なにも知らない華。
[はなぁ~あのねぇ私ガンだって…。あと一週間しか生きられないって…]
送信っと。
なんか今になって涙がでてきた。

チャラチャラ~
電話だ。誰からだろう?
『はい?』
『華だよぉ~。萌…メールのこと…本当?』
華だぁ…。
『うん。本当だよ?』
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