Only my prince
今日はクリスマスイヴ。この日に元彼に捨てられた過去を知ってる梓は気をつかって大学にお泊まりセットを持ってきた。



ここまで強引にしなくちゃあんたは遠慮するから。って私のことよくわかってるじゃないですか。さすが梓さん。





「えっ?なら俺も」





「アホ。あんたは呼んでない。ったく余計なことしやがって」





梓はじとっと健太を睨んでる。まあ私もさすがに健太を家に入れたくはないな。




私の家に入れる男の人は和くんだけ。はあ。まだ吹っ切れて無い自分が嫌になる。
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