月と太陽
「久しぶりだな〜!まさかこんなとこで会うと思わなかったよ!」

「ホントだね。凄い久しぶり」

そう話すわたしたちを面白そうに交互に見るヘラヘラする彼たち。

「幸ちゃんだってよ〜!」

そう言って、彼らは幸ちゃんをからかい出した。


菊地幸介。

わたしより1つ年上だ。

幸ちゃんとは、幼稚園の頃よく一緒に遊んでいた。

運動神経がいい幸ちゃんに、鉄棒の逆上がりを教えてもらったりもした。

小学校も同じだったが、3年生にあがる前に彼は転校してしまったのだ。
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