夏の桜が咲く。

気がつくと

お母さんはもう居なかった

「はぁ…」

私の母は、

DVをする。

父はそれを見ても見ぬふり

目も合わせてくれない

兄弟もいない

頼れる友達もいない

「ゔぅ…うぇっ…」

涙が溢れる

大きな声で泣いたらまた

ブたれそうで 声を押し殺して

泣く事しかできない

私は小さな小さな声で

押し殺しながら

痛さに耐えながら泣いた

いつからこんな生活なんだろ

昔はこんな事なかった

辛いよ…
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