イジワル王子と屋根の下



ー…



「……」



ある日の晩、俺は一人残ったオフィスで黙々と仕事を片付けていた。



ここ最近は遅くまで残業をするのは避けていた…けれど

チラッと見た携帯には、『職場の人とご飯行くから夕飯適当に食べて』とあいつにしてはそっけないメール。



(…一人で飯なら別に早く帰る必要ねーし)



もう少し、もう少し、と残るうちに気付けば時刻は夜11時すぎだ。

いい加減帰るか、この時間ならあいつも帰ってるだろ…そう思い俺は席を立ち、オフィスを後にした。




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