きみだけが好き。





「わた、しもっ…蒼介が、好きっ


 大好きっ…っ」



 好き、好きなの…



 毎日積もる、『好き』の言葉。




「フッ 知ってる」



 蒼介はそう言って、優しく、強く私を抱きしめた。











 ここが道でも…どこでも、関係ない…。



 私たちは、どちらからともなく、唇を合わせた。
















╼╼╼╼今までで、一番甘くて優しい…キスを。






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