相澤くんとの49日


「詩音ちゃん、あの子のこと、忘れないであげて?……それに、よかったら時々は、家に遊びに来ておばさんの話し相手になってくれない?」




「は、はい!!もちろんです」




私は、相澤くんのお母さんにニッコリと、笑いかけた。




お母さん、私相澤くんのこと忘れたりしません、絶対に…。





「ありがとう」




私の言葉にお母さんは、嬉しそうに目を細めた。





< 59 / 103 >

この作品をシェア

pagetop