王子様の恋物語

「きっと…本当にどーでもよかったんですね」


ドレスなんてどれも一緒って意味?
首を傾げていると、店員さんが微笑んだ


「どんなドレスを着たって、リィ様じゃないと意味無いですからね」

「…ぁ」


ケーラ様が、どんなドレスを着ようがどーでもよかった…

相手が…私じゃ…なかったから?


「ふふっ、よくお似合いですよ?さすが、レイ様ですね?」


いつの間にか着せられたドレス
これが、レイが私のために選んでくれたドレス


「リィ様の好みも、似合う物もしっかり把握してるみたいですね?」


レイは…私をこんなに見ててくれたんだね


「愛されていますね?」

「!!」


店員さんの眩しい笑顔に、顔が熱くなった





< 120 / 121 >

この作品をシェア

pagetop